地図に表現される地形や位置に、新しい情報をプラスする。
たとえば、森林や道路の整備状況。
たとえば、遺跡や⽯垣の経年数や修復記録。
必要なデータが、その場所をクリックするだけで画⾯上に表⽰される。
情報を重ねていくことで、地図はデータの宝庫になる。
Geographic Information System、地理情報システムは、地域の発展や可能性をひらくための重要なツールなのです。

森林GIS

⼆酸化炭素吸収源としての森林の機能が注⽬されるなか、GISとデータベースの技術を融合した効率的な運⽤が求められています。森林整備計画や保安林管理、治⼭管理等の各分野でのニーズが広がっています。
また、平成28年の森林法改正により、市町村が森林の⼟地所有者や林地の境界に関する情報などを整備‧公表する林地台帳制度が創設されました。これにより、所有者管理や境界確認を⾏う地図連動システムとして、林地台帳システムの需要が⾼まっています。

遺跡管理システム/⽯垣管理システム

遺跡管理システム

遺跡管理システムは、包蔵地や指定⽂化財位置、発掘調査地等を地図上で確認できるシステムです。各所在地は、名称や指定区分等管理情報を付与してデータベース化され、問い合わせの際、迅速に対応できるようになっています。また、包蔵地等に関する回答書を地図⼊りで出⼒する機能も備えています。

⽯垣管理システム

⽯垣の保全や修復を⾏うには、記録が重要となってきます。システムでは、現状を図化し、⽯垣や⽯材に関する情報をデータベース化して、履歴管理が⾏えるようにしています。

建築確認GIS

建築確認や開発許可などの申請情報‧位置情報を管理し、各種届出に必要な書類を出⼒するシステムです。
地図システムでは、各種申請に対する位置情報や道路情報が確認でき、条件等確認が迅速に⾏えます。また、窓⼝や電話などでの問い合わせに対し、迅速に対応できるよう各種検索機能を備えています。

MultiView

MultiViewはGISエンジンにSIS ActiveXを使⽤したGISビュアーソフトです。 GISエンジンにSISを使⽤しているので、主要なCAD‧GISなどのベクトルデータやGeoTiff‧ワールドファイルなどの位置情報を持ったラスタデータを変換することなく、ドラッグアンドドロップの簡単操作で表⽰が可能。いろいろな組み合わせを重ねて表⽰、並べて⽐較することができます。
また、MultiViewは左右または上下に分割できる２つのビューウインドウを持ち、それぞれに⾃由な組み合わせでデータを表⽰することが可能です。さらに、同じ位置、同じ縮尺で同期表⽰もできます。
その他、便利な機能として、作図‧２画⾯印刷‧データ変換‧主題図作成‧オーバーレイ管理などがあり、いろいろな⽤途に使⽤できるオールマイティなGISビュアーソフトです。
GISシステム導⼊の検討やCAD‧GISの検査、経年変化の把握などに最適で、SIS ActiveXを使⽤しているため、既にSIS ActiveXがあればライセンスの追加は必要ありません。