3次元計測

進化を続ける3次元計測は、
使いやすくて役⽴つ成果が基本。

計測の世界は、従来の単点からレーザによるＸＹＺの3次元の点群データに。
毎秒数百万のレーザ照射は、⾼密度‧⾼精度な3次元データを可能にしたばかりではなく、⼀度の計測を少⼈数でスピーディに⾏うことも実現。
⾮接触であることも相まって⽤途が広がり、これまで作れなかった3次元の表現も多彩になってきています。

レーザ計測

レーザ計測は、対象物にレーザ光線をあて、3次元の座標データを取得していく⽅法です。直接⼿を触れることなく計測ができるため、⼈が⽴ち⼊れない場所や⽬で確認ができないものなども計測することが可能です。
当社では、⾶⾏機やドローンなどからの航空レーザ測量はもちろん、三脚を設置した地上型のタイプなど幅広く対応。こうしたスキャニングから得たデータは、3次元の地形モデルなど、さまざまな分野で使われています。

地上レーザスキャナーが活躍する⽤途

道路‧橋梁‧トンネルなどの現況図を⾼精度で効率的に作成し、管理、改造‧更新計画に利⽤できます。
遺跡調査の⽂化財、樹⽊や崩壊地等の⾃然地形を３次元CADモデル化してコンピュータに取り込み、維持管理‧防災計画‧コンピュータグラフィックス‧バーチャルリアリティなど幅広い⽤途に適⽤できます。
対象物から離れたところからり⾼密度な座標データが取得できるので、交通量の多い道路、鉄道軌道、災害地などの計測も可能になります。

360°計測可能なスキャナーでスピーディ&⾼精度なデータを取得

当社では、⾼性能なレーザスキャナー「スキャンステーション2（Leica社製）」を使⽤しています。⽔平⽅向360°× 鉛直⽅向270°°の広⾓スキャニングが可能で、⼀度に広範囲のデータ計測ができるのが特徴です。また付属ソフトCyclone-Viewerにより計測したデータをリアルにあらゆる⾓度から⾒ることができます。

計測状況

計測範囲

付属ソフトCyclone-Viewerの画⾯

成果品等

3Dモデル

レーザ計測により作成したレーザ点群から、建物形状等のモデルを⾃動⽣成。そのモデルにレーザ計測と同時に撮影した⾼解像度画像を貼り付けていきます。3次元地形モデルは、従来のCG（コンピュータグラフィックス）や景観シミュレーションとは異なり、より⾼精度であり、実際のデータに基づく現実に近い景観を再現。任意の地点からお好みの縮尺で瞬時に表⽰する事もできます。