事業内容BUSINESS

文化財

歴史の遺産を記録する。
⽂化財のデータは、次代へのバトン。

いにしえから伝え残されてきた歴史的な建造物や⽂化財。
その姿は、⽇々を追うごとに徐々に変わっていく。
だからこそ、今ある状態を正確に計測し、次代に引き継いでいくことが、私たちの重要な役割。
最新の技術で作る、図⾯‧画像‧3次元モデルは、過去を保護するとともに、今後の維持にも⽋かせない存在となっています。

遺物管理

発掘調査で出⼟した⼟器や⽯器などの遺物を、専⾨の資格を持った学芸員が洗浄‧注記‧分類‧接合‧復元し、遺物台帳を作成。さらに、実測‧デジタルトレース‧観察表作成‧写真撮影‧拓本などを⾏います。その後、現場の調査成果とともに、DTPによる編集‧校正‧印刷による効率的な報告書作成をお⼿伝いします。
また、デジタル化以前の膨⼤な遺跡や遺物を情報管理システムに統合し、情報管理の⼀元化と共有化を提案しています。

保存活⽤計画

保存活⽤計画は国指定⽂化財及び登録⽂化財の保存‧活⽤を進めていくための指針となる基本的な計画です。この作成過程において必要となる図⾯の作成や資料の収集等委員会資料作成の補助をします。その他、作成した計画書をDTPにより編集‧校正‧印刷等を⾏います。

⽯垣カルテ

歴史的建造物の中でも注視されているのが、各地に点在する城。なかでも、⽯垣は、それぞれの時代の叡智を結集させた⼟⽊建造物として、世界的な⽂化遺産の価値が認められています。ところが、近年、地震や豪⾬などの⾃然災害で崩落する⽯垣も少なくありません。⽯垣には、造られた時代の資料や⽂献もほとんどなく、改めて構築‧保存するためにも、細かな計測が必要不可⽋となっています。
そこで、当社では、「⽯垣カルテ」を作成し、⼯法、⽯の特徴、意匠、刻印などを写真やレーザで計測し、⽯垣のすべての情報をデータ化しています。「⽯垣カルテ」の基礎資料をもとに、定期的に調査‧計測していくことで、⽂化的な価値を保護することはもちろん、修復‧修繕にも役⽴てていくことができます。

詳細はこちら

SERVICE事業内容